前半戦3位、2位とのゲーム差を1まで詰めた立ち位置で折り返しを迎えたファイターズ。
リーグ優勝、CS出場までの必要なピースは何なのか。
リーグ優勝を決めた年と比較して、後半戦のキーとなる人物をピックアップしてみた。
パワーヒッターの助っ人
まずはフランミル・レイエス選手。
MLB108発の大型スラッガー。
日本に慣れてきた中盤から調子をあげ、ここまで8本塁打をマークしている。
パワーだけではなく、その巨体を揺らした全力疾走もファンを魅了する。
かつて、セギノール、スレッジ、レアードが活躍した年は優勝を果たしている。
後半戦を勝ち切るには彼の覚醒が必要不可欠となるだろう。
勝利の方程式
池田隆英投手。
2024/7/2に今季初登録を果たした、昨シーズン51登板の右腕。
そこからすでに4つのホールドを記録し、高校から大学の盟友田中正義との勝利の方程式が後半戦のカギとなる。
先発陣がゲームを作り、後を託されたリリーフが締めることが出来るチームは間違いなく強い。
優勝時には、武田久、マイケル中村、マーティン、増井、宮西が躍動していた。
ケガを乗り越えた吠えるセットアッパーの雄叫びには期待しかない。
鉄壁の二遊間
次に水野達稀選手。
オールスター選出されるも靭帯損傷により辞退してしまったが、同じくオールスター選出された上川畑選手とのコンビは、長らく固定されていなかったレギュラー二遊間が確立されつつある。
長くファイターズの守備の要であった金子選手、田中賢介選手のニヤニヤコンビ。
大引選手、中島卓也選手に続く絶対的レギュラーコンビ。
回復は順調のようなので、彼の復帰が優勝への絶対条件となるだろう。
強いファイターズの記憶は守り勝つ野球の印象が強い。
その上で一発が期待出来る外国人長距離バッター。
時代は変わるもので、現時点チーム本塁打はファイターズが1位となっているが、それでも守備面強化は確実にチームを上昇させるはず。
荒波を乗り越えて、見事な大航海を果たして欲しい。